お子様の弱視・近視について

お子様の弱視について

弱視とは眼に病気がなくピントが合わないために視力が発達しないことを言います。
『弱視だと思っていたら何か病気があった』というのはとても怖いのです。(めったにありませんが)
そう言う理由で当院では診察に協力が得られる児であれば可能な限りの検査を行うようにしております。
特別な治療、診察をする訳ではありません。普通の検査を行います。

例えば

◎OCT(光干渉断層撮影)であれば造影検査のような負担がある訳ではありません。
3秒間固視ができればかなりの情報が得られ、いくつかの先天疾患を否定することができます。

◎角膜形状解析であれば進行性の疾患かどうかがわかります。

大変ですがいろんな検査をやってもらうことが多くなります。
頑張った児にはご褒美が..

※私はちょっとマニアックなのでお子様に限らず原因不明の視力障碍の方の原疾患を追求するのが好きです(余談ですが、)

お子様の近視について

近視とは、近くはハッキリ見えますが、遠くはぼんやりとしか見えない状態をいいます。
文部科学省によって行われた平成24年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の児童の割合は、幼稚園が28%、小学校が31%、中学校が54%、高等学校が64%でした。
その中で裸眼視力0.3未満の児童の割合も、年齢とともに高くなっています。
これらの視力低下の原因のほとんどは近視によるものと考えられています。

当院では近視の進行を抑制するMCレンズの処方を行っております。

処方ご希望の方は、装用練習(試し掛け)をしてみて下さい。

低濃度アトロピンの処方を始めました。(東京医科歯科大の物とは添加物など異なっております!)

東京医科歯科大学での低濃度アトロピンの説明です。
https://tmdu-ganka.jp/news/20140107.html

医院名
菊池眼科医院
診療科目
眼科・小児眼科
名誉院長
菊池 信彦
院長
菊池 信介
所在地
〒192-0904
東京都八王子市子安町1丁目34-12
電話番号
042-643-0325
FAX番号
042-642-7481
連絡方法
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